◆本編絡み語り 本名のタチバナ・カナデ、好物の麻婆豆腐、等が公開された天使掘り下げ回。音無のモノローグから察するに、カナデは「奏」の漢字があてられるのだろうけど、タチバナはどうなんだろう。「橘」なんだろうか「立花」なんだろうか。なんとなく「橘」な気がする。クライスト・竹山はよく読みを聞いただけであてる漢字が分かったな。
試験会場に潜入して、天使の回答用紙をでたらめな内容のそれと交換する、と言う毎度の事ながらしょうもない作戦を立案・実行して天使の立場を失墜させる、というのが今回のお話。その過程はひたすらギャグ調で面白かったのだけど(天使の注意をひくためのネタが滑った場合椅子ごとジェット噴射で天井に激突する、と言うネタの天丼とか、ジェット噴射のリプレイ映像と一緒にEDのしんみりとした曲が流れてくるところとか、ネタ告白を無碍に断るところとかでは大いに笑ってしまった。)、作戦自体とその結果はいただけなかった。いじめ、よくない。と言うか学校側も筆跡で気づこうよ。
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3話の不法侵入時にゆりが感づいた、「天使(タチバナ)は実はわれわれと同じ、ただの死者なのでは?」と言う描写の補強もしていた感じ。もうこれは天使は音無達と同じ存在として認識してしまっていいのだろうか。同じ死者同士ではあるけれど、クラスSSSはこの世界での生存を願い戦う、天使はこの世界に行き着いた人々の無念を晴らしてあげたい(?)(結果満足してその人は成仏してしまう)というスタンスの違いがあるので、敵対は続く、みたいな流れになるんだろうか。
クラスSSSの「理不尽な世界に抗って存続し続けたい」と言うスタンスは、現段階でちょっと矛盾を感じるんだよなぁ。セーブはしているんだろうけど、行き過ぎると彼らの行動自体が彼らが生前に感じた「理不尽」となりかねないし、そも岩沢さんや日向の例を見るに、彼らが存続し続けるためには彼らが本当にやりたいこと=未練と思っていることをしてはいけない、と言う枷があるし。この辺りは物語が進むにつれて変化していくんだろうか。
◆その他細々・高松、EDでまで脱ぐな。と言うか、陽動部隊の女子3人の後ろで半裸の男がキラキラ光っている図とか、かなり危ないよ。来週高松が下まで脱いだら素で犯罪的な絵になるよ。
・スポットが当たったおかげでいつもより多めに天使の芝居が入っていたのだけど、もう、いろいろときゅんときてしまった。天使の名前を確認するために教室をとびでようとした音無を止めるところとか。激辛マーボーが好物なところとか。激辛食物を無表情で淡々と食すところとか。いかん、最後のは妄想だ。
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