◆本編絡み語り ユイの本格投入回。そして先週の岩沢さんに続いての日向成仏回?とドキドキさせる展開なお話。必然的にユイと日向にスポットが当たる回になっていたのだけど、この2人の台詞とプロレス技の掛け合い(と言うか主に日向→ユイへの卍固め)が愉快な回でもあった。
そしてお約束の野球回。軽く流すところだったけれど、音無が地味にハイスペック。サイドスローかよ!みたいなね。
結論を言うと日向が退場することは無かったのだけど、その回避方法が素晴らしかった。岩沢さんよろしく、未練となっていること(=最終回2アウトのセカンドフライ・これさえ取れればゲームに勝てる)と同じシチュエーションが発生し、これさえやり遂げればもう…と言うところまで来ていたところを、ユイに邪魔されると言う。今までさんざ卍固めをされてきた仕返しをするために虎視眈々と日向の隙を狙っていたユイの攻撃で邪魔されると言う。せ、先週あんなにシリアスだったのに、そこギャグ調に回避していいんだ?
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先週は「歌いたい曲を歌えなかった」と言う未練を残していた岩沢さんが、教師の圧力を撥ね退けてそれを成し遂げたことで成仏、今週は「大事な試合の大事な局面でミスしてしまった」と言う未練を残していた日向が、生徒会チームとの接戦で同じシチュエーションに陥りここでミス無く処理できれば…と成仏寸前まで行く、とクラスSSSの面子が「想いを残していた記憶」と対面する展開が続いているのだけど、これ、そーゆーシチュエーションに進む途中で天使の介入が入っているのね。天使が介入することで、そーゆーシチュエーションになっていると言うか。
天使はただ単純に死者を消滅させようとしているんじゃなくて、彼らが未練としていることを成し遂げるためのフィールドを提供する、と言う行動原理で動いているのかなぁ。基本死者のために行動しているのに、先週ガルデモのポスターを剥がしている所を一般生徒に詰られてしまって、「まるで悪者ね」と思わずつぶやいてしまった、とか?
◆その他細々・ユイは結構な賑やかし&振り回しキャラだなー。まさかオーディションを兼ねてOPを乗っ取るとは思わなかった。個人的にはそこはかとなく性格悪いあたりがツボであった。
・ところでユイのしっぽがどうやって動いているかとかは突っ込むだけ野暮なポイントだろうか。
・今までだと音無・日向がハイタッチ(と言うのだろうか、アレも)する図がEDに挿入されていたのだけど、今週は音無→静かにゆりに寄り添う感じ・日向→ユイとじゃれ合う感じに変更。ホモ疑惑のかかっていた日向だけれど、これはユイにゃんとのフラグ成立なんだろうか。
単純に日向がいつ消えても大丈夫なように音無の絵を切り替えたかっただけだろうか。
・野田はアレ、誰かが誘ってくれるまでずっとあそこで素振りしていたんだろうか。ほらほら、俺ってこんなに運動神経いいんだぜ、的なアピールをしながら。あれ、何だろう。何か目から水が。
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