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・物語のイントロダクション。延々と続く主人公=私のモノローグをバックに、主人公の駄目っぷり(笑)と、主要な登場人物の存在を視聴者にインプットしたようなお話。
・この物語、原作では「もっと他の生き方もあったはずなのに…」と過去の選択を悔やむ主人公がパラレルワールドにそれとなく迷い込むお話だったと思うのだけど、アニメ版では1話ラストの演出から見るに、欄干から急流に突き落とされたタイミングが明確にパラレルワールドへと紛れ込むタイミングとなっているような感じ。
・命の危険を感じ、あの時ああいう選択をしていれば他の人生もあったかも知れないのに…と思った事をきっかけにして、主人公のパラレルワールド行脚が走馬灯的に始まる、みたいな。
・そうなると、最終話はIFの世界を渡り終えた「私」が心的成長と共に元の世界に戻ってきて、ハッピーエンド、と言う展開が王道かな。
・ハッピーエンド=明石さんとの縁結び、と考えると、原作ではそれぞれのIFの世界で明石さんとの縁が結ばれてEND、みたいな展開だったけれどアニメ版でそれは最終話までお預けになりそうな気がする(笑
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・最初にキャラクターデザインを見たときに、アレをどうやって動画で動かすんだろうと思ったけれど、思いのほか自然にぐりぐりと動いていて、すげー、と感動。
・いちいち言い回しが面白いモノローグが入るのは原作からだけど、その台詞のまわし方がまた上手くて笑ってしまった。「ただし小津は幸せにならなくて良い!」のあたりがピークだった。
・こればかりは言わねばなるまい。蛾に怯える明石さん超可愛い。
・と言うかこれ、サブタイトルにサークル名が冠されているあたり、1サークル1話のペースでIFの世界を渡っていくんだろうか。ディケイド以上にハイペースだな!
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