◆本編絡み語り「これがあたしの人生なんだ
こうして、歌い続けていくことが
それが、生まれてきた意味なんだ
あたしが救われたように、こうして誰かを救っていくんだ
やっと……やっと、見つけた」 陽動部隊のガールズバンド、Girls Dead Monster・通称ガルデモにスポット当たるの回。で、終わるかと思ったらまさかの岩沢さん退場回。先週の展開で後々仲間が退場していく今後を想像はしていたけれど、まさかこんなに早い段階で来るとは思わなんだ。ゆりの「彼女が納得しただけ」との言によればこの世界では、生きている間に満たされなかった欲求、未練が解消されることも消滅の理由足りうるのね。こう、成仏みたいな。
そして岩沢さん退場に伴い、彼女、EDの全員集合の図からいなくなってるよ。しっとりした曲をバックに仲間がゆりの周りに寄り添ってくるいいEDだなー、と思っていたのに、この展開は切ない。仲間がどんどん居なくなって最後はゆり一人になるのかとか深読みしてしまってフライング切ない。と言うか、椎名さん、
藤巻が先にいなくなったらどうするんだよとかしょうも無いことも思ってしまってフライング心配。
しかも先週のED見直していたら、ちょうど岩沢さんが登場していたあたりに「いつか人はひとりになって思い出の中に生きていくだけ…」とかいうフレーズがかぶっているのね。記憶=思い出が重要、とされている物語だけにこれは意味深なフレーズ。
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今週のエピソードから、この世界は若くして非業の死を遂げた人々が未練としていることを遂げるために提供されたフィールドなのでは?と思える展開に。世界を提供している存在=神と言えるのだろうけど、接点があると思われていた天使はゆり達と同じ存在なのかもしれない、という可能性も示唆されていて物語の真相は未だ謎のままな感じ。先週気になった、OPで天使が延々とピアノを演奏しているくだりは、彼女もゆり達と同じ存在(だから日常とはちょっと離れた音楽の演奏もする)、という暗喩だったんだろうか。
未練を遂げるための世界だ、という仮定が通るなら、死者が高校生ばかりなのは何故?という疑問に対しては未練を残しやすい年代だからって解釈で理解していいのかなぁ。或いは年代は全然違うけれど「もっと高校生活をエンジョイしておけばよかった!」と思い残した人が高校生に戻って生活しているとか。ギルドの髭もじゃとか。そう思って高校生になったのに地下にこもって何しているんだ、髭もじゃ、とか勝手に解釈して勝手に詰ってみるテスト。
◆その他細々・音無イメージの天使の住処がことごとくジブリなのはセーフなのか。機械仕掛け→ハウルの動く城の連想には正直笑ったけど!
・ハンドルネーム・タケヤマくん(自称・クライスト)が平成教育委員会の小僧に見える件。
・岩沢さんギターのことカタカナでコイツって言っちゃった!
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