◆#10 「先生!」・「大人」になって唯たちが今過ごしている「あの頃」とは距離を置いているさわちゃんが、友人の結婚式を期に一瞬「あの頃」に戻る回。
・教師としての今を大事にしているが故に、軽音活動をしていた過去は努めて無かった事にしているさわちゃんだけれど、その頃過ごした時間の全てを否定している訳では無いと。あの頃培った技術は未だこの手に残っているし、あの頃大事にしていた想いは誰かに否定されるべきものでは無い(ただし自分が無かった事にするのは除く)と。そんな感じでさわちゃんにとっての大事な「あの頃」を踏みにじった(笑)唯にぷっつんしてステージに返り咲くさわちゃんが格好良すぎであった。
・インサートされた、さわちゃん達が現役軽音部員だった頃の映像が、また良かったなぁ。唯たちの事をやさしい目で見守るシーンがこれまでに何度も挿入されていたけれど、そのバックボーンがやっと公開された感じ。高校生のさわちゃんが当時の担任に進路調査票をつき返される→8話で先生になったさわちゃんが唯に進路調査票をつき返す、その後にふわっと優しい表情を見せる、の流れで脳内再生して、ひとり楽しんでしまった。
◆#11 「暑い!」・夏の盛りに軽音部の部室にクーラーがやってくる話。終始暑い暑いと言い続けていたけれど、これまでの夏はいったいどう過ごしていたのか。毎年唯とムギはスク水姿で過ごしていたのか。いやそんな訳はない。
・と言うか唯もムギも何だってスクール水着を持ち合わせていたのだろうか。普通に考えると水泳の授業があった日だから、って事になるのだけど、そうなると、その水着、濡れてるよね。濡れた水着って一回洗って乾かさないと着用時の不快度が酷いよね、と自分でも良く分からない方向の感想を抱いてしまった。
・脱皮したトンちゃんに新しい水槽をあてがうエピソードが原作から追加に。亀は水槽(環境)に合わせて成長している、脱皮して大きくなろうとしているのに小さいままの水槽でその成長を妨げるのは可哀想、だから新しい水槽を用意する、と言う流れは、まんま唯たちの今後にかけたエピソードに思える。
・暑いのが苦手、クーラーも苦手、という唯さんにものっそく共感してしまった。職場とかでは別に気にならないけれど、狭い自室とかだと何故か気になって出来ればクーラー使いたくなくなるんだよなー。何が気になるとか何が嫌だとか、そーゆー所はうまく表現できないのだけど。
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