◆本編絡み語り「ようこそ、死んでたまるか戦線へ」 前情報を一切仕入れずに見始めたので、何を言っているんだこいつは、感を主人公と共有しつつ視聴。主人公が記憶喪失、ヒロインがライフルを構えて一般的な価値観からすれば電波な事を言っている、とのっけから飛ばしてはいたもののギリギリ日常範囲だったお話が、主人公の刺殺・復活で非日常に転じたあたりで、ああ、そーゆー系統のお話なのか、と納得。全員无なのか、と。まさかの3×3アイズ。
第1話は「死んでも殺されても死なない」という描写や天使との戦闘さえ無視すれば、体制に適合できずにドロップ・アウト路線まっしぐらな主人公達の物語、といった感が強かったかなぁ。Keyブランドのお話はCLANNADしか知らないのだけど、CLANNADの冒頭もそんな感じだったよなー、とか思ってちょっとしみじみ。
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何でもかんでも言われるがまま模範的にこなしているといずれ消えてしまう、消えないためには多少破天荒でも自分の意思を持って積極的に行動するべし、と描写しつつも非日常な手段を持って得たのは最も日常に際した「食事」だったという展開から、日常に埋もれるのはNGだけど戦ってでも勝ち取るのは日常である、的なお話なのかなぁと思いつつ。
けれど最後に主人公である音無が、勝ち取った日常=肉うどんに手をつけるのをためらっていた辺り、日常を得るためには何か(=天使)を犠牲にしてもいいのか?というところにも踏み込んでいくのかも知らぬ。
◆その他細々・最初にビジュアルを見たときに「ハルヒっぽい」と思っていたヒロインが蓋を開けてみたらやっぱりハルヒっぽかった。たぶんS×Sとゆーエンブレムや少人数で部室にたまって何かよからぬことをたくらんでいる図がそう見せたのだろうけど。
・世界設定を視聴者に浸透させるためとは言え、殺しても死なない・だからムカついたら即殺す、な描写はセーフなんだろうか、色々と、とドキドキしてしまった。
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