・まずは順当な第1話。正宗とコハルが出会って一緒に暮らす決意を抱くまで、なので原作で行くと1話と2話(と3話も?)を消化した感じ。
・恋愛に関しても受け身、仕事に関しても受け身、と世に流されるままの草食系男子(今更だけどいい加減この○○系とかいう呼び方も使うのが気恥ずかしい)・正宗くんが初めて出会った娘を前に大事な事を自分の意志で決めるお話。公私共に直前に大失敗をやらかして、それでもそんな自分を慕ってくれる娘のために父親になろうと決意する流れはちょっとジンと来る所。
・今更ながら設定にツッコミ入れるけれど、第1話にしてヒロイン(陽子さん)が遺影で登場、とか中々にロックな展開だよなぁ。ドラマは遺影と遺骨で若干マイルドになっていたけれど原作だと棺に遺体だったし。
・いや、まぁ、マイガールの真ヒロインはコハルちゃんなんだけど。
・ツッコミ好きとしてはラストシーンで糸がだらんとしたままな糸電話にそれじゃ音伝わらないいよ!とかツッコミ入れてしまうのだけど、あそこでの糸電話は「本当は伝えたいのになかなか伝えられない事」を相手に伝えるためのガジェットなのであれはあれで演出として正しいんだろうなぁ。
・まだ父親宣言していない時に保育士のお兄さんにコハルちゃんとの関係を尋ねられ、しどろもどろと応答していたら見事に
幼児にハァハァしている変態さんのレッテルを貼られてしまった正宗くんに爆笑。次回予告を見るにこのお兄さんとの付き合いも長くなるらしいので、まずは来週あるであろう再会時のリアクションに期待。
・ドラマ化にあたって正宗くんの設定が色々いじられていて驚く。職業が文具会社・正社員->フォトスタジオ・アシスタントになっていたのは写真家である父親の影響、という事で有る程度原作準拠なのだけど、自転車趣味はどっからの派生?
・と言うか文具会社設定は、アレ、陽子さんとの思い出の品にひっかけた設定だと理解していたのだけどそれを変えていいのか。いやもしかするとこれからドラマオリジナル展開で陽子さんとの写真にまつわるエピソードが入るのかも知れないけれど。
・そして正宗くん家が広すぎて笑ってしまった。母親に心配されていた割りにフォトスタジオ、どんだけの稼ぎなんだよ、みたいな。ああ、いや、僕が知らないだけで地方(が舞台だよね?)だと普通の稼ぎでもあの程度の家に住めるのかも知れない。陽子さんのお家がワンルームだったのはコハルちゃんの育児に比重があったから「住」にかける金額を押さえていたって事も考えられる。
・ドラマではありがちな事ではあるけれど、回想シーンを撮るために役者さんが実際の年齢を押して高校生とか大学生とかに扮している姿を見ると何というか、こう、むずむずしてくるのは僕だけですか。
・というか原作だとコハルちゃんが小学校にあがって云々な展開になっているのだけど、ドラマはそこまでいくのだろうか。
実際の年齢を押して、コハルちゃんを演じる子役さんも小学生を演じたりするんだろうか。いや普通に幼少期だけで話が終わりそうではある。
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