本物の風景を作り物のように写し取る箱庭写真という撮影ジャンルがあって、作例を始めて見たときから面白いなぁ自分でも撮ってみたいなぁと思いつつもそれを実現するための機材のあまりにも高額なこと(ウン十万円ほどする)にムリムリムリムリと諦めかけていた今日この頃、高価な機材が無いなら
根性で補えばいいじゃない的な技法を生み出した方がネットの海の中にいると知って、
真似してみた。うわ何だコレ超たのしい。
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今回真似した根性ティルトなる技法、どういった事をするかと言えば ①レンズ交換式のカメラを使い ②カメラボディからレンズを外し ③レンズを外したまま手でボディとレンズの位置(と言うか角度)を調整しつつ撮る、と中々に
悪目立ちするモノ。
箱庭写真を撮るためにはある程度の高所から遠景撮影する必要があるので都庁の展望室まで撮影しに行ったのだけど、撮影中に受けた、変な事をしている奴だなぁ的な周囲の視線は中々に素敵なものであったという。いや、撮影中はスゲースゲーとすごく興奮していたからそんな視線どころじゃなかったんだけど。そんなこんなで三連休の初日に都庁の展望室でそんな変な奴を見かけた記憶のある方、それは僕なので急いで記憶から抹消しておいて下さい。
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「続きはこちら」から、もう何枚か箱庭写真の作例を。
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もうちょっと練習してみたい撮影方法ではあるんだけど、けっこう撮影条件が限定されるのでそう簡単には出来ないんだよなぁ。まずは一般人が立ち入り可能な高所を地元で探さねば・・・。