これはやっぱり2期最初のストーリーって事で、復習用にいくつもの雛見沢においてほぼ固定で起きる事件を抜き出して描写した感じですかね。沙都子メインぽいから最初は皆殺し相当かなーとかも思ったのですが、次、普通に皆殺し編やるし。
◆本編絡み 部活メンバーによる惨劇は無く、ほぼ全ての世界で繰り返される終末(=雛見沢大災害)のみにフォーカス当たってる感じ。皆殺し編へのつなぎとして、「何者かの強い意志で必ず起こる惨劇」のおさらいと、圭一から梨花への主人公シフトを視聴者に伝えるシナリオでしたね。視点はどっちかと言うと沙都子だったけど。
つり橋落下→独りだけ大災害から生還
って流れは祟殺し編の圭一の行動を沙都子視点でなぞり返してるような感じだけど、描写はこっちのがエグイなぁ。圭一の場合は梨花の惨殺死体と誰だか分からない死骸の山に絶叫してた訳だけど、沙都子の場合はレナを除く全ての部活メンバー+級友や先生の無残な死に様を目にしてるし。
祟殺し編の圭一と違って(梨花殺害の)核心に近いところに居たせいか、大災害後、病院に搬送された後も刺客に狙われ、意識を取り戻した直後に謀殺されて厄醒し編もエンド。なんかもう素敵に理不尽なひぐらしデフォルトストーリーでした。
◆その他色々・
「大丈夫なのです。また、すぐに会えるのです」 パラレルワールドを渡っているのは梨花(ともうひとり)だけだから、これはあくまで梨花視点での慰めでしかないんだよなぁ。2期1話のレナを見ちゃってるから、なおのことこの言葉は梨花が自分を救うためだけに放ってる感じがしてならない。
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「何でそんな事に気づかなかったんだ・・・北条沙都子が見たのは雛見沢大災害の方じゃない。古手梨花惨殺事件の方だったんだ!」
「えぇ!?」 ・・・そこは「な、何だってー」ぐらいの事は言って欲しかった。
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