アジトに居る間、黒の騎士団は一体何をしているのでしょうか。皆さんソファーでくつろいでいるようですが、その中に仮面を被った人が居るのは流石にシュールな絵ではないでしょうか。と言うか仮面の人を加えて座して、一体どんな団欒をしているのでしょうか。
そんなことが気になった12話。
◆スザクの過去 前回C.C.のギアスによってスザクが見たショック・イメージ。思い出したくない過去。7年前に亡くなった父親がらみの何か。今回もそのときのイメージを振り返り、
「忘れろ、データには残っちゃいないんだ」と、近所のおばあちゃん一人でやってる駄菓子屋で弾みで万引きしたんだけど全然バレないもんだからついつい続けてやってたんだけど思い返してみると相当な罪の意識を感じるんだよね、みたいな自罰の意識に耐えながらつぶやくスザク。うん、おばあちゃんはね、本当は気づいていたんだけど自分から罪を告白して欲しくて黙っていたんだよって言うかそんな話ぬ~べ~か何かであったな(脱線中
スザクの反応を見るに、何かしら生前の父親に対して相当の負い目がある様子。もしかしたら生前どころか、死ぬ直前の父親に対してかも知れません。まさか
死ぬ間際の父親の目の前に素っ裸で現れたことを後悔しているわけでは無い(そもそも素っ裸で現れたわけではない)と思うので、それ以外の何か。個人的には現在のスザクが持つ「間違った方法で得られた結果に意味は無し」的信念はこの過去が源泉となって出来上がったものなんじゃないかと妄想しているわけですが。「あの時はああするしかなかった」過去を「忘れろ」と念じているわけなので、過去にスザクは『間違った方法』で『結果を得てしまった』んじゃないですかね。そしてそのためにもっとも近しい人間である父親の死を招いたとか?そしてそれを後悔して、記憶は奥底に封印し、信念を掲げだした、とか。
◆シャーリー シャーリーッ・・・(涙
ホントに報われない娘さんになってしまいました。何か来週のサブタイに至っては軽くて離別、重くて死亡のフラグがぎゅんぎゅん立ってます。
黒の騎士団はこれからだとウキウキしながらレディーとの約束の場所に大遅刻して現れる似非フェミニストに「ゼロは弱者の味方じゃなかったの?」と、彼の意識していなかった現実を突きつけた様はかなり鬼気迫るものがありましたが、逆にここまでスゴいと
これだけでシャーリーの存在意義が消化されそうで怖い。と言うか普通に来週の展開が怖い。
「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」との(これは多分「ルルーシュ」としての本心)宣言をして世に出たゼロなのに、撃たれる覚悟のなかったシャリパパを撃ってしまった事実。それを受けてシャーリーはどう動き出すのか。撃つだの撃たれるだのの台詞がある中で次回サブタイ「シャーリーと銃口」。撃つ側に回ってしまうのか、シャーリー。
それにしてもラストがあまりにもアレだったもんで、2回目に見たとき、冒頭の普段どおりの彼女に涙腺刺激されまくり。ルルにチケットを渡した直後なんか、特に。
◆その他・「便秘?二日目?」女の子の日二日目なのかと聞いているのは解るのですが、気を抜いていると便秘が二日目なのかと聞かれているように聞こえる罠。つーか二日そこら溜まったぐらいじゃ便秘とは言いません。
・研究者達に機密保持のためか拉致されたっぽいオレンジ。
・さり気なく逃走中に無頼改を失ったっぽい東堂。ただの無頼じゃないのに!早々替えは効かないのに!
・と言うか無頼ってレ点打つと頼ら無いって読めるんだ。ってぶっちゃけどうでもいいやそんなこと。
・机の角使ったりして、痛くないんですかね。ニーナ。(最悪
・あれだけ茶化しておいて今更だけど、未だにゼロの仮面の立体を把握できていなかったり。誰か今後の更なる仮面イジりの礎として1/1スケールのゼロの仮面を作って僕にプレゼントしてください。
◆次回「ステージから消えるのは簡単だ。ゼロという存在を捨てればいい。桐原さえ封じれば俺はルルーシュ・ランペルージに戻れる」 炎上したブログを抱えた管理人のごときルル様の独白ですが、そんなシリアスな空気も黒の騎士団の衣装を着てハッスルしているディートハルトに変な方向へ全部持っていかれました。何だあの笑顔。
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