ノウライトです。昨日、所用で出かけた折に某JR駅構内で大量の短冊を掲げた笹飾りを見かけました。もうすぐ夏ですねぇ。
そんな訳でもう7月です。何か
サザエさんの次回予告みたいなノリで始まってみました。失敗したような雰囲気がチラリ。
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とりあえず、お約束のように少しズレた短冊を見つけては一人でツボにハマってにやにやしていた可哀相な僕。「お金がほしい」とかはスタンダードとして、他にも色々ツッコミどころのある短冊が。たとえば。
「ラーメン食べたい」 いや、食べて下さい。塩分制限されていないのなら。
「チーズバーガー2個食べたい」 せめて100個とか大きいことを言ってください。
「家内安全・無病息災」 多分、掲げるところを間違っています。多分。そういうのは神社とかに掲げると良いんじゃないかと思います。
とか。人の願いなんて人それぞれだ!なんて言われたらそれまでなんですがね。自分の目から見たら光り輝いて見えるものでも他人の目から見たらくだらないものと映ったり、醜悪なものに感じられたり。そう言った人々の願い、
悪く言えば欲望(どこからかパチった)の集積たる笹飾り。見ようによってはそこはかとなく醜悪です。大河に別たれた恋人たちが年に一度だけ会うことが出来る、と言う純愛一直線なロマンチック伝承とは裏腹にドロドロです。
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ちなみに短冊に書いてつるす「お願い」。七夕の源流である『乞巧奠(きこうでん)』が技芸の上達を願った祭事であったことから、そっち方面のお願いをかけるとご利益があるんだとか。
例えば。
「上手に絵を描ける様になりたい」。有効です。
「歌が上手くなりますように」。これも有効。
「○○部のレギュラーになりたい!」。有効。
「応募した○○賞、入選しますように」。OK。
「誰もがときめく恋のテクニックを手に入れたい!」。……頑張ってください。
なんにせよ、かけた願いに相応しい程の努力をするのが成就への道かと思います。はい。
参考:『
七夕 -Wikipedia 』
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