◆仕事 3月頭収束に向けて佳境に入っているプロジェクトに、年明けから参戦。職務内容は変わらずプログラマなんですが、年末にかけてやっていたお仕事がソフトウェアとハードウェアの中間層であったのに対して今回はバリバリのソフトウェア。しかもバリバリのGUIなソフトウェア。仕事内容が学生時代や仕事で培ってきたモノと別モノにシフトしたので戸惑いはありますが、その分新しいことを覚えたときの快感がすさまじいです。
こう、いきなり強い敵の出現するフィールドに放り投げられてそれでも今までの経験を駆使して紙一重でなんとか生き延び続けたら思いっきりレベルが上がった、みたいな?何でもRPGに例えるのはO☆TA☆KUの悪い癖だと思います。
◆家族 あまり変化なんてなかった僕の家族にも、このひとつきで、いいこととわるいことが半々で巡ってきてました。わるいことの方は時期が来ればどの家族にもめぐってくることだし、ここで書くようなことでもないので、割愛。
いいことだけを書くと、ノウライトさんの兄貴・アニライト(仮名)さんが結婚することとなりました。お相手は大学時代から付き合っている女の子。結構前から(それこそ大学時代から)親にオープンな交際を続けていたので、そろそろかなとも思っていたり、いい加減プロポーズしろよと思っていたりしたのですが、やっとこアニライト(仮名)さん腰上げた感じ。よくやった!がんばった!でも「披露宴仙台でやるから来てね☆」とか軽く言うんじゃないよ馬鹿ー!いや、行くけどさ。平日になっても、お休み貰える様にお仕事がんばる。
ちなみに兄貴の仮名を一部伏字にすると某アニメ関連グッズ専門店みたいな感じになるのはそこはかとない悪意です。
◆本(とか) 色々読んだので、ピックアップしつつ。
・パープルタイズ / Mion's snow @あいばゆうじ あいばさんの冬コミ本、本当は個別記事として感想書きたかったけどこのままだとそれがいつになるのか分からないのでまとめてここで。
パープルタイズ。出題編で提示された謎のうち、事件の犯人とその方法は解答編の発行前にある程度予想できていたのだけど、やっぱり配点の高かった「加速する空」まで読みきることは出来ず。裏解答編を見る限り、【ネタバレ】
「持つもの」故に感じる苦悩ってことですか。自分が持っている才能に周囲がかける期待と才能を持っている自分の考えとの差が大きくなっていってにっちもさっちもいかなくなって。それでも周りは才能の方しか見てくれないから自分ひとり取り残された様な感覚を得て。相対的に自分が握っているはずの才能と周囲の期待ばかりが凄いスピードで自分の周りを回ってる、みたいな。そこから由咲を救う方法が取り残されている由咲本人を見つけてあげることだった、ということですかね。【ネタバレ】ハチクロ読んでた時期に似たようなテーマに感銘受けてただけに、気づけなかったのは悔しいなぁ、これは。
物語的には旧時代新時代と名前をつけて区切ろうが、物事を成功へ導くのは不断の努力だし、人の心は相手のことを大事に思うことで守ることができる、という時代が移り変わっても変わらないものがある、という骨子があってじんとくるところでした。後、地味に本編に関係あるんだかないんだかな距離でシロックマの転がってる芙毬の部屋やらブレイン教会の降臨(こっちは大分本筋に絡んでたけど)やらの内輪(?)ネタ、ひたすらニヤニヤして見ていました。というか世紀末から20××年まで生き残れるなんて、ブレイン教会、割としぶといな!
Mion's snow。K1声優デビューは本気でありそうだから困る(笑
でも、当時のコミケ、彼の活躍の舞台足りえる作品形態(ノベルゲームなり映像作品なり)を出しているサークルはあったのでしょうか。いや常に次代の萌えを予見する彼のこと。その辺は自分自身でそーゆージャンルを開拓していくことでなんとかすることでしょう。
原作本編の終盤、初夏の雛見沢で魅音の口を借りて出た、作品内の重要テーマ。それが季節の裏返った冬にテーマ自体もひっくり返って魅音を苦しめてるわけですが、そのきっかけが色恋沙汰ってのがまたなんとも魅音的です。とことん色恋に弱いですからね、あの子(笑
そんな魅音が、
テーマ云々は抜かしてただ可愛かったのですがやはり圭レナ派の自分レナの身の引き方に涙したほうが大きかったです。くそう、レナ、なんていい子なんや…
・うみねこのなく頃に ep2 Turn of the golden witch @竜騎士07 タイトルと中身を読んだ人間が必ず思うであろうこと→何このずっと魔女のターン!
今回はどうあがいてもネタバレ必死なので、以下反転。
【ネタバレ】
いや、これ最初っから戦人に勝ち目ないよ。魔法的要素を除外して立証とか、無理だよ。めっさ物語、非日常に侵食されてるよ。だからきっと勝利条件はそこになくて、如何にして魔女を人間が打ち負かすかにあると思うのだけど。今回嘉音や紗音がやっていたように非日常の象徴である魔法・魔術的なものを行使して立ち向かって打ち勝つのではなくて、あくまで日常の何かで打破すれば勝ち、みたいな流れなのかなぁ?分からん。
【ネタバレ】
ネタバレを抜きにしてこれだけは。沙音かわいいよ沙音。
・名前探しの放課後 @辻村深月 本の紹介にミステリと書いてあったけれど、さしてミステリでもないな、と思っていたところの物語後半の大どんでん返しはものすごいカタルシスでした。
主人公いつかとヒロインあすな二人の関係が構築されていく様がひたすらほほえましかったなぁ。あすなのじいちゃんと三人でのやり取りが読んでいてほわほわ。
何らかの外的要因で同級生のひとりが自殺した未来から過去に戻されたいつかが自殺を食い止めるため、これから自殺しようとしている人を救うために仲間を集めて奔走する話なのだけど、その実、その過程で本当に救われたのがいつか自身であるというあたりも良い。いつか再生物語のクライマックスとか、冗談じゃなく活字の向こうのいつかと一緒に咆哮したくなりましたよ。
小説自体のラスト、いつかとあすなの会話もすっきりしていて、かなり読後感のよいお話でした。
・夜は短し歩けよ乙女 @森見登美彦 ”乙女”の視点と、彼女の先輩であり彼女に惚れている”私”の視点を行き来して、あるときは物語の観測者としての”乙女”と”私”が対話して、いくつかのちょっと不思議な日常を切り取ったお話。
物語の終着から見るに【ネタバレ】
おそらくは結ばれた二人があの時自分はこう思っていた、こんなことをしていた、みたいに当時のことを振り返ってお互い語り合った会話が「小説」となっている【ネタバレ】のだと思う。
まぁ、それはおいておいて。ダ・ヴィンチで絶賛されていたので手に取ってみたのだけど、噂にたがわず面白い本でした。ひとつの出来事に対するストーリーテラーが2人いるので、”私”と”乙女”の視点を共有できる読者のみ出来事の真相を組み立てられる構成やら、ひたすらネガティブに日常・非日常を描写する”私”と何でもポジティブにその目に映す”乙女”と、価値観の異なる視点を行き来することで本当に何でもない物事でも愛しく見える点やら。
物語の後半に近づくにつれて”乙女”の気持ちがしっかり(多分、無意識に)”私”に傾いてきているのもニヤニヤしながら読めてよし。
・コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー 2巻 @たくま朋正 漫画部門で堂々の一位(笑)
いい意味で原作ブレイカーです。アニメ本編は割とシビアなナイトメア同士のバトル(例:交通事故的な決着・足元陥没して落下→故障して撤退・
足手纏いな指揮官機)が、この派生ストーリー内だと素敵な超人舞踏会になってます。
生身でランスロットと渡り合うゼロの図には流石に吹いた。 というかゼロですよ、ゼロ。なんでナイトメア~のゼロはいちいち変態くさい動きしてるんですか。サイタマゲットーに出陣する前の神楽耶との会話中とか、もう笑いこらえるのに必死だったよ、僕。
◆視聴 現行放送組はCLANNADとガンダムさえあればいい!と言うのは流石に冗談ですが。いや、まぁ、CLANNADとか冗談抜きで毎回毎回感涙浮かべながら見てますが。今週のバスケ対決のクライマックスとかもマジよかった。もう渚たんは岡崎の嫁でいいよ。えーと、話飛んだ。
CLANNADは毎回毎回本当に楽しみにしてみています。あの物語は仕事で酷使した頭にすっと染み渡るよい栄養剤です(木曜深夜の放送を録画して、金曜の仕事が終わってから見ている)。
ガンダム00。新しく出てきたマイスターズの次男坊がどこかの炭酸系かませ犬に見える僕は病気でしょうか。病気ですね。末妹の釘みんボイスの人(名前忘れ)と彼の印象が強すぎて長兄の印象がやたら薄いのも気のせいでしょうか。気のせいですね。
新マイスターズの登場で不協和音の鳴り響いていた旧マイスターズの人間関係もとりあえずは足並みそろいそうな雰囲気ですけど、これは旧マイスターズの干渉によって利害の一致から手を組んだ世界、って過去の展開の焼き直しですね。はてさてこのリフレインはどういった意図によるものか。
ところで新マイスターズの所有しているGNドライブが4個とか解析された割に確認されているガンダムが3機しかないのはあれですか。スローネドライに2個つっこんでるんですか。それとも、あのハロはGNドライブで動いていたりしますか。ここは是非後者で。
それ以外。グレンラガンはDVDベースで追っかけてるのだけど、アレはすごい。何がすごいって、2クールのアニメなのに2クールの間に通常のアニメなら8クールかけて描写するような内容が詰め込まれてる辺り。前戦役の英雄だった人間が平和になった世の中で追い詰められていって、再び巻き起こった動乱の中ではむしろ悪者扱いされて、それでも愚直に世界のため大事なひとの為に立ち上がる、とか通常第2期や劇場版でやってのける親父復活劇を普通に2クール目に持ってきてるあたり熱過ぎる。
ドラマハチクロは一応見ていますが、春夏秋冬各シーズンの撮影を冬に行ったためか、真夏のシーンで役者さんのはく息が白い、とか割と切ない状況が気になりすぎてあまり展開とか原作との相違点とかを追えてません。なのでとりあえずひとことだけ。ローマイヤ先輩は別人すぎると思う。
◆2月 今かかわっているプロジェクトが今月いっぱいでケリをつける案件なので、まずは体調を崩さないように体調管理だけは厳重に。
後は、なるだけブログの方も更新できるような呼吸を取り戻したいですね。まずは日記的な内容から。
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