・「ただいま」と「おかえりなさい」の回。
・前回、渚との思い出を肯定し汐との絆を取り戻して色んな意味で「帰ってきた」朋也を迎える古河家の面々、って展開が素敵すぎ。
・冒頭、汐と揃って「ただいまー」と古河家の門をくぐった朋也に向けての早苗さんの「おかえりなさい」も色々と汲み取れる所があって良かったのだけど、おっさんなりの朋也への「おかえり」がまた良かった。
・余計な事は何も言わずに(言ったけど。「死んだ魚みてぇな~」とか言ってたけど。)ガチ勝負(野球で)&勝負の後はビールで乾杯。なんだこの男の友情。なんだあの乾杯シーンの破壊力。
・と言うかさり気におっさんも朋也の帰還と同時に画面に帰還。
・早苗さんもおっさんも、駄目父な朋也にあそこまで優しかったのは「家族」だからって理由以上に自分達も失敗した過去があったからだと思うんだよね。
・風子もきちんとこちらの世界に帰ってくる。
・アニメ版は風子ノーマルEDとAFTER STORYが繋がってるんだよね。朋也にはその時の記憶が残って無いけど、風子はどうなのかなー。残っていたら色々とニヤニヤできる展開になりそう。
・1期から積んだままになっていた岡崎父子の確執も解決。
・岡崎父、朋也の肩を傷つけてしまってから、ずっと見えない壁に隔たれたような位置に自分を置いて朋也と距離を作っていたのだけど、そこから帰還。
・親子間の確執、というか駄目パパ(笑)の復帰物語として、最終的に朋也が汐に許されて・汐の自分への家族愛を知って立ち直ったように、岡崎父も朋也に許されて・朋也の自分への家族愛を知って立ち直るって展開が共通してあって、じんと来た。
・故郷へ旅立つ父の背中を見送りながら「あの人は幸せだったのだろうか・・・」と自問する朋也が居るのだけど、その頭上には幸せな人が居ると現れる光の玉が輝いているというナイス演出。朋也の問いに対する、作品世界の回答。辛いことだらけの日々だったけれど、ああ、確かにあの人は幸せだったのだと。
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