気がついたらもう3月ですね。つーか、3日ですね。そんなわけで新海誠監督最新作、『秒速5センチメートル』を早速見てきました。ノウライトです。
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もうあかん。あれはヤバい。今回も心にぐっと来る感じですよ。SF要素が一切無い分、キャラクターの心情吐露に焦点当たりまくりです。と言うかですね、『雲のむこう~』の時も同じようなこと言った記憶があるんですけど、新海監督がキャラクターを通して伝えてくる孤独感がたまらなく僕を刺激するんですよ。彼らの感じる孤独に、深く共感すると言うか。
そして主題歌・『One more time, One more chance』。修論末期に徹夜していたとき、エンドレスリピートで聞きまくっていた(と言うか誰も居ない研究室で熱唱してた)んで予習はばっちりだったんですが、歌詞の切なさにはある程度耐性がついてたんですが、作品中に流れてきたときの印象はまた違ったものでやっぱりノックアウト。やばい、あの流れは、泣ける。
これはDVD出たら即買いの作品です。あー、その前にもう一回くらい劇場に見に行こうかな。
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タイトルは桜の花びらの落ちるスピードから、と言うのは有名な話。ここで作品とはまったく関係の無い桜関連のトリビアをひとつあげると、桜の花って2月1日からの最高気温の総和がおよそ600度になるごろに開くらしいですよ。去年の春、近所の桜並木のある河川敷で桜の花を見ながら聞いたラジオのパーソナリティがそんな事を言ってた。
今年に入ってからそれを思い出して、2月に入ってから最高気温のチェックを続けていたんですが、東京では今日の時点で総和がおよそ400度。今年の桜まで、あと、200度です。名も知らぬパーソナリティの言と僕の記憶が正しければ、ですけど。
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