9/3、ドラえもんの誕生日に同時リリースされた、バンダイ版ドラえもん・のび太のアクションフィギュア(劇場版ぽい発音で)のレビューをば。
それにしてもドラえもんがROBOT魂、のび太がSHFにエントリーされているのは高度なギャグだよなぁ。ああ、いや。ドラえもんはネコ型ロボットだしな。ROBOT魂にエントリーされても不思議じゃないよな。のび太も普段はアレだけど劇場版になるとやたらとヒロイックだしな。うん、Simple style & Heroic actionなS.H.Figuartsにカウントされてもおかしくないな。…あれ?
◆ドラえもん・本体 初見の感想。でかい。
とかく頭でっかちな造形。♪あったまでっかでーか、なドラえもん成分は十分すぎるほどに伝わってくる。うん、そこはいい。
このデザインにして可動範囲がやたらと広いのも好印象。うん、これも良い。
良いのだけど、ちょっとでもアクションポーズを取らせると自立してくれなくて泣けてくる。写真の範囲で前屈もできるけど、手を離すと普通に倒れてくると言う。短足だから股を前後に開いてのふんばりも効かないし、この造形に適合するアクションベースも無いしなぁ…。どうやって活かすの、この可動。
一応、後ろにのけぞる可動はどこでもドアをポケットから引きずり出す際のバランス取りに有用なのは確認。ちなみにこのポーズ、ガンプラでお馴染みな肩の引き出し可動とかドラえもんでやっちゃったんだ?みたいな所が個人的にツボだったとか何とか。
◆ドラえもん・オプション ひみつ道具はタケコプター、空気砲、スモールライト、どこでもドア(取りだし中)が付属。当然のようにどら焼きも付属。ドラえもんの両手に磁石が、タケコプター、スモールライト、どら焼きに鉄片がそれぞれ仕込まれているので、ペタリハンドな感じで一部付属品を持たせる事が可能。
やたらとどら焼きの吸着が良好だったのは
ドラえもんの食い意地が反映された仕様とかでは無くて、単純に物理法則に則った現象だって、信じてる。
頭部にも磁石が仕込まれているのでタケコプター(とかスモールライトとかどら焼きとか)をペタリと貼り付け可能。何故かネコ耳も付属していて、これもペタリハンドと同じく磁石によって頭部に張り付け可能。
後、嫌がらせのようにネズミも付いてました。バンダイさん鬼か。
ちなみにアクションフィギュアのお約束、表情差分もきちんと付属(ROBOT魂では前例なかったと思うけど気にしない)。顔・左目・右目の3つのパーツがそれぞれ3種・5種・5種付属しているので組み合わせで多彩な表情を再現可能。オーズか!
◆のび太・本体 購入前はSimple style & Heroic action Figureではなくて、Super Hirune Figureで無いの?と思っていたのび太もアクションつけるとそれなりに格好いいな!と思うに至った購入後。でもそのアホ毛の造形はいかがなものかと思う!
素体は案の定、先日発売されたパーマンと同一素体。と言うかこれは最早ペアルックの域。
もろもろの規格が同一なの(だと思うの)でどっちも持ってると組み合わせて色々と遊べそうではある。パーマンにバット持たせたりのび太のボディをみつおフェイスで乗っ取ってみたりのび太の頭をコピーロボットに乗っけたり。まだやってないけど。
ドラえもんよりも立ち姿での表情は付けやすい素体ではあるのだけど、のび太と言えばあやとりだろう!との事で、取り敢えず座らせてソーイングセットの糸を使ったあやとりをやらせてみた図。
ぶっちゃけやろうと思った自分にDメールを送ってやめさせたい。地味に30分ぐらい格闘してたしね。途中で野比が…野比が憎い…とかつぶやきそうになったしね。多分もう二度とこのディスプレイにはしない。
◆のび太・オプション やたらと豊富。表情差分、オプション手首、オプション靴下(?)を除いてもこれだけの付属品があるわ、表情も手首もいっぱいついて来てるわでパッケージの中が大変な事に。付属しているひみつ道具の数がドラえもんよりも多いのも、うええ?って感じになったポイント。やっぱり、のび太の方が道具を使う才能があるからか…。
タケコプターと空気砲はドラえもんにものび太にもついてきたけど、何故か造形も色調も違うんだよなぁ。せめて色調くらいは統一したら良かったのに。
ドラえもんと同様のギミック(ちょっと吸着力に劣るけど)にて、頭部にタケコプターとエスパー帽子を取りつけ可能。つまり、のび太とドラえもんとでひみつ道具の貸し借りは可能であり、
のび太の頭にもどら焼きは取りつけ可能。
そう言えばドラえもんものび太も、お尻には磁石ついて無かったなー。お尻にタケコプター付けられないじゃないか。
◆おまけばくはつしろ!
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